Dr.NAKAJIMAのメンタルヘルスケアへようこそ!

   
 

 ストレス社会と呼ばれる昨今、3人に1人がうつや何らかの心の病を持っていると言われています。メンタルケアで注目を浴び、精神の健康や、その健康を維持し、心の負担を未然防ぐことも非常に重要なことと考えます。
身体疾患の原因としてもストレスがきっかけとなることも多く、また身体疾患から精神疾患を患うことも珍しくありません。
 人間が生きて行くうえでメンタルケアの知識があることで可能性が広がります。それは医療、教育、仕事、そして人間が成長して行く上での環境に伴う変化など、さまざまな状況を体験し、自ら又は他者に支えられ克服して行く過程において、“カウンセリング”という“相談援助知識”の活用の可能性を見つけてゆきます。

 

 

 心の時代といわれます。ストレスの多い時代を反映して、17歳の相次ぐ凶悪な事件やいじめ、虐待などさまざまな暗いニュースの多い毎日です。1999年は自殺が急増しました。中高年者のサラリーマンの自殺が増えたせいです。個人だけでなく、家庭や学校、職場などにも病理現象が広がっています。精神が不安定であり不健康なのです。少子・高齢化や不況、IT革命といわれる社会の大変革が背景にあります。この大変化に適応するのはたいへんなストレスです。それでストレス性疾患も急増しています。

 心の健康を保持し増進することが、いまほど必要なときはないと思います。この心の病む時代に、心の健康保持と心の病の一次予防や二次予防の方法を知ることは大切です。メンタルケアに焦点を当ててみました。

 近年、精神の病の様相の変化を受けて、精神障害の診断名や疾患概念が変わってきました。パニック障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)、適応障害、身体表現性障害などという聞き慣れない病名が、国際疾病分類では使われています。心の関係する病でストレスによって起きることが多いのは、うつ病や神経症です。また、心のストレスで起きる体の病が心身症です。セルフコントロールやセルフケアがうたわれる時代です。自らを管理して心の健康を保持しなければなりません。心の病に倒れたら早急に適切にカウンセリングを受けることです。家族や身近な人が心の病になったら、よく理解してあげて、的確なカウンセリングを受けるように配慮してあげましょう。

 

Dr.NAKAJIMAの「心の健康相談室」 ブログ

 

 

 

 

 ヒトは音や音楽で喜怒哀楽を表現し、音楽は太古より常に人々のごく身近にあった。
狩猟や耕作の協同労作業によって食べ物を得た喜びを、人々は歌や踊りでともに分かち合い、また孤独なときにもつぶやくような歌や楽の音に心を安定させてきた。つまり、音楽は常に人々の心の交流を図る言葉の役割をも果たしてきた。そしてそれら音の言葉の多くは、人の心に優しくかたりかけた。ある時は甘い愛の語らいとして、またあるときは心の中にいる理解者の言葉として、音楽はいつも優しい慰め役であり愛の告白者でいてくれた。

 このように音楽は、もともと人の心を傷つけたりはしないものだった。しかし、個々人へ微笑みかける優しさや顔をもたない、無数のスピーカーから押し寄せる音の洪水に、都会人たちは日常の神経的疲労のうえにさらに無用な騒音で追い討ちをかけているのではないだろうか。聞きたくもない大音量の音・音楽や、自分に無関係な機械的呼びかけによる警報音やアナウンスが頻繁に人々の聴覚を襲い、私たちの心身疲労をいっそう蓄積させる。そしてこれら音環境の背後には、本物の優しさを反映した節度や調和を忘れ、生き方の基準を見失った現代人の心が浮かび上がってくる。このように音・音楽はまた、人々の価値判断基準や生き方・人生哲学の反映になっているともいえるのではないだろうか。

 たかが音楽、されど音楽。常に人間の身近に存在してきた音楽だけに、そこには人間のさまざまな生活スタイルや生活環境の姿とともに、現代社会の諸問題を読み解く鍵さえもまた見出すことができる。

 

 私の“カウンセリング”の随所に音楽セラピーを取り入れております。

メンタルケアにはヒーリング音楽は「癒し」のパーツとしてなくてはならない存在です。

この映像と音楽で心を癒していただければ幸いです。